RHNの情報があまり役に立たない話
RHEL AP 5 をinstallation numberを利用してRHNへ登録した場合、関連するadd-onのチャネル全てを購読するよう設定されます。一方RHEL AP 5 をinstallation numberを利用*せずに*RHNへ登録した場合、関連するadd-onは設定されず、Serverチャネルのみ設定されます。
そのためRHN上では実際の利用状況ではなく、どのように登録したかということだけがわかる状況です。
実際の利用状況を確認する方法
実際の利用状況から必要有無を判断する必要があります。幸い各add-onは比較的「知らない内に使っていた」ということが起きにくい製品群です。簡単な識別方法について以下に記します。用途に該当して、関連パッケージを利用していれば add-on が必要です。
- load balancer add-on
- 用途: サーバをIPロードバランサとして利用している
- 関連パッケージ: piranha, ipvsadm
- resilient storage add-on
- 用途: クラスタを構築していて、共有ディスクを利用しGFS・CLVMのいずれかを利用している。iSCSIターゲットとして利用している
- 関連パッケージ: kmod-gfs, lvm2-cluster, scsi-target-utils
- high availability add-on
- 用途: フェイルオーバクラスタを構築している
- 関連パッケージ: rgmanager
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