最近コア数とか多いですね。デスクトップでもCore i7だと8スレッドとかありますしサーバだと4ソケット40コア80スレッドとかあります。
CPUがどういう構成なのか知りたい時は /proc/cpuinfo や /sys/devices/system/cpu/* を読むことが多いですが表示が冗長なのでつらいです。そこで適当にまとめて表示してくれるコマンドが便利です。
lscpuはCPUのキャッシュ構成とか、ソケット-コア-スレッドの個数の関係がわかります。実機で数回実行するとわかりますがCPU MHzのところは実際の周波数にあわせてちょいちょい変わるのでアテになりません。
出力はこんなかんじ:
$ lscpuhwlocは本来はNUMA環境などをうまく使うために適切なtaskset等を生成したりするためのツールセットなのですが、今回は表示してくれるところだけ見ます。グラフィカルなのが好きな人はいいんじゃないですかね。
Architecture: x86_64
CPU op-mode(s): 32-bit, 64-bit
Byte Order: Little Endian
CPU(s): 8
On-line CPU(s) list: 0-7
Thread(s) per core: 2
Core(s) per socket: 4
Socket(s): 1
NUMA node(s): 1
Vendor ID: GenuineIntel
CPU family: 6
Model: 58
Stepping: 9
CPU MHz: 1802.000
BogoMIPS: 6784.54
Virtualization: VT-x
L1d cache: 32K
L1i cache: 32K
L2 cache: 256K
L3 cache: 8192K
NUMA node0 CPU(s): 0-7
$ hwloc-ls -p
以下はしばらく前にとった4ソケットマシンでのhwloc-lsの出力。「でかい!」ってことしかわからない気もします。。
mpstatと対応させて確認するのが楽になりました。どうもありがとうございます。
返信削除RHEL 6系ではhwloc-lsはlstopo-no-graphicsへのシンボリックリンクで、CUIでの動作になっていました。
lstopoでGUI動作となりました。