HPC製品が適用できるユースケースについて
エンタープライズ契約の 1.A 表4内にHPC製品が適用できるユースケースの定義が
含まれております。以下に引用します。
> 以下のすべての特徴を持ち、数値計算を処理するためにネットワーク化およ
> び管理されているシステムで、最小単位で4つのシステム(「クラスタ」)
> から構成されている高性能コンピューティング(「HPC」)。
> (a) そのクラスタは、クラスタ内の個々の計算ノードに送られる数値計算配
> 分タスクのために使用される、
> (b) そのクラスタは、複数組のデータで数値計算作業を実行することで、特
> 定のタスクについて単一の機能またはシステムとして機能する(データベー
> ス、ウェブアプリケーション、ロードバランシング、ファイル サービングの
> 各クラスタを作動させるシステムは、HPCノードとみなされない)、
> (c) マネジメントまたはヘッドノードの数は、クラスタのノード総数の4 分
> の1 を超えない、
> (d) クラスタの計算ノードはすべて、同じレッドハット エンタプライズ リ
> ナックスの構成を持っている。
> HPCヘッドノード用レッドハット エンタプライズ リナックス(計算ノードの
> 管理を行うためのオプションのソフトウェアサブスクリプション)を同じク
> ラスターの計算ノード用のHPC計算ノード用レッドハット エンタプライズ リ
> ナックスのフトウェア サブスクリプションと組み合わせる場合、計算ノード
> はヘッドノードのサービスレベル契約(「SLA」)を引き継ぎます。
この制限を満たさない場合は通常のRHELのサブスクリプションをご利用ください。
次にパッケージについて
RHEL for HPC Head Node は価格づけが異なるだけの通常のRHEL Serverです。
ComputeNodeは通常のRHELより提供パッケージが非常に少ないです。
以下にHPC ComputeNodeに含まれるパッケージ 一覧がありますのでお客様の必
要なパッケージが含まれるかご確認いただけます。
https://access.redhat.com/knowledge/docs/en-US/Red_Hat_Enterprise_Linux/6/html/Package_Manifest/ar01s01.html#id18391134
HPCに限らずRHELの種類による違いについて以下のスライドで紹介しています。
http://www.slideshare.net/moriwaka/red-hat-enterprise-linux-17971177